◆◇◆インテリアコーディネーターが提案する「心地よい暮らし」
My favorite 「安藤忠雄氏のあの頃」
建築バスツアーに行って旧友のHさんと懐かしい話をしていたら、安藤忠雄氏のあの頃を思い出しました。
1976年8月に「高山サマーセミナー」 重要文化財 吉島家住宅を会場に行われた 安藤忠雄氏のセミナー。
「住吉の長屋」の発表前で、伊藤ていじ先生は「無名の安藤忠雄」に講師を頼んだ先見の明を、その後も自慢していました。
安藤忠雄氏も、設計した建物の航空写真をセスナを飛ばして撮ってくるなど、パワフルで、おもしろい話が聞けました。
1976年の新建築10月号。
セミナーのあと、吉島家土蔵2階の吉島忠男さんのアトリエで談笑する 安藤忠雄氏と伊藤ていじ先生、参加者。
伊藤ていじ著「建築家・休兵衛」P131によると、この頃 安藤忠雄氏は「関西の三悪人」の一人だったとあり、この2次会では、毛綱モン太(後の毛綱 毅曠)が街頭で行う土下座風の挨拶の仕方を実演してみせてくれたりと、安藤さんの話は抜群に面白いものでした。
本にある「関西の三悪人」は たぶん間違いで、当時、
安藤忠雄、毛綱モン太、渡辺豊和の3人をさして、「関西の三奇人」と言っていたと思います。
久しぶりに、高山サマーセミナーレポートを読んだら、・・・「澄子」にしかわからないことが たくさん書いてあって、これは、「澄子」への一種の恋文ですね。
このセミナーの時、安藤忠雄氏がしていたネックレスの一部をいただきました。いまでもとってあります。
安藤忠雄氏の手紙。
この後、新宿の工学院大学の伊藤研究室にも 時々、遊びにきてくれていました。
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